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誰もいないホーム

誰もいないホーム

形だけで言えば政令指定都市に住んでいます。地名でも結構な有名どころですが、私の住んでいる沿線はとても穏やかです。通勤ラッシュも東京に比べれば知れています。

東京のラッシュは、ドラマなどで見るだけでも嫌になりますね。本当にあんなにすし詰めなんだろうかと友人に聞いたことがあります。自分で乗ってみろと言われました。

1度だけ観光で行った時に乗ったのですが、息ができなくて死ぬかと思いました。みなさん本当にごくろうさまです。

そんなラッシュとは縁遠いわけですが、あまりにホームに人がいなさすぎて「ここは本当に都会なのか?」と疑ってしまうときがあります。それも昼日中です。

あまりにシーンとしているので、パラレルワールドにでも入ってしまったかと思うくらいです。その駅は大きな神社の最寄駅で、土日は人通りの多い駅です。

その反動なのか、平日は人が少なく、夜は静か過ぎて怖いくらいの駅になっています。

神社を意識しているのでしょう。駅の柱や建物が朱色で統一されていて、夜見ると結構くるものがあります。ホームから南北に伸びる線路が見えますが、真っ暗です。

観光地の割りに蛍光灯は切れかけていて、集まる虫が散り散りと落ちていきます。それがまた怖さを助長していて、聞こえるはずのない音がどこからか響いてくるようです。

ずっとうるさかったセミがいきなり泣き止んだりすると、それこそ身の縮むような感覚に襲われます。

1度、酔っ払って自分の最寄駅を過ぎてしまい、降りたところがたまたまその神社の駅だったことがありました。フラフラしながらホームを歩くのですが、改札がありません。

ホームの一番端っこにあるので、私がフラフラ歩くから遠く感じるだけなんだと思っていました。ところが、歩けども歩けども改札が見えてこないのです。

さすがにおかしいなあと思い、一旦落ち着こうと近くのベンチに腰をおろしました。

ぐるぐる回る景色の中で、向こう側のホームにいる女の子と目が合いました。こんな時間に小さな子が一人で危ないなあと思っていました。ひとつため息をついて立ち上がりました。

すると、女の子がいなくなっていました。まあ、神社の近くなのでそういうこともあるかと思いながら改札を目指すと、すぐそこに出口がありました。

いったいなんだったのだろうという、誰もいないホームでの不思議な体験でした。

ホワイトキー

ブロッコリー克服の兆し

ハンバーグの付け合せにするためにゆでたブロッコリーが、一人分だけ余りました。余ったというか、余しました。ブロッコリーが好きじゃないので、付け合せにしても手をつけない人がいるんですよね。

食べなくても彩りだからと思って、いつもは付けていました。そもそも付け合せは、食べて味わうというより、目を楽しませて美味しく見せることが目的。でも、ハンバーグのソースや油にまみれ、食べてもらえずに処分されるブロッコリーの姿はいつもかわいそう…。それに何より、とてももったいない。

今回はかわいそうな姿にさせるまい、そしてもったいないことはするまいと、ブロッコリー嫌いにはブロッコリーを付けないことにしたんです。本人も嫌いなブロッコリーが自分のお皿に乗っていなくても、文句を言うことはありませんでした。

付け合せとしては一人分のブロッコリーも、ケーキにすれば何人分にも♪ブロッコリーだって、嫌々食べられるより喜ばれた方が嬉しいに決まっています。

<緑鮮やか ブロッコリーケーキ>

■材料

ゆでたブロッコリー …… 50g

ホットケーキミックス …… 100g

卵 …… 1/2個

はちみつ …… 10g~20g

牛乳 …… 40cc

■手順

1.ブロッコリーは茎も一緒に細かく切る。

2.ボウルに牛乳とはちみつを入れて混ぜ合わせる。

3.そこにブロッコリーを加えて混ぜる。

4.ホットケーキミックスを加え、泡だて器や木べらなどで混ぜる。

5.フッ素樹脂加工のフライパンに油を引いて熱し、生地を丸く流しいれる。

6.フライパンにフタをして、弱火で15分ほど火を通す。

7.表面にポツポツと穴が開いてきたら裏返し、さらに3~5分ほど焼く。

甘さが足りなければ、食べるときにはちみつをかけたり生クリームを添えたりすると美味しく、見た目も華やかになります(^^)ブロッコリーの代わりに、アスパラやカリフラワーでもおいしいですよ♪

今まで付け合せのブロッコリーを食べることがなかった人も、ひと口味見。そうすると「意外とイケる…!」との感想。ひと口でやめるかと思ったのに、パクパク食べてくれちゃいました。私にとってはブロッコリーケーキがイケることより、ブロッコリーは嫌いなはずが次々と手を進める姿の方が意外です。